かんたの支離滅裂記

時間潰しに見てってね

世界三大レース

皆はスポーツはお好きか?

 

大衆スポーツと言えば、野球やサッカー、テニスにバレー、陸上競技や水泳などがある。

 

そんな私も野球が大好きだったりするが、本当に一番好きなスポーツはカーレース、いわゆるモータスポーツである。

 

物心がついた時には見てたからいつ頃から見始めたとかわかんないけど、かれこれ15年以上は見てる。

 

モータスポーツの一番と言えば「F1」である。名前を聞いたり見たりした事がある人も多いと思う。世界最高のレーサーが集まるカテゴリーである。

 

そして、世の中には「世界三大レース」と言うものが存在する。一つめは、F1の「モナコグランプリ」、二つめは「ル・マン24時間レース」、三つめはインディカーシリーズの「インディアナポリス500」である。

 

そして今日行われたインディ500レースで、佐藤琢磨が日本人初優勝を遂げたのである!

 

おそらくピンと来ない人が多いであろう。何が凄いのか、どこが凄いのか。

 

すごく端折ってインディ500を説明すると、「インディアナポリス・モータースピードウェイ」という丸いコースをただひたすら500マイル(804.672km)をグルグル回って一等賞を決めるレースである。

 

シンプルにまとめるとこういう事だが、このただグルグル回ってるのが実はものすごい事なのである。

 

時速350km、他の車とぶつかろうもんなら大事故は免れない、それを200周(約3時間)ひたすら走り続けるのである。

 

実際、今回のレースでも予選ではあるが足を骨折する事故が起こった。

 

そんな危険と隣り合わせ(もっと言えば死とも隣り合わせ)なレースで日本人が優勝してしまったのである。

 

他のインディカーのレースしかり、違うカテゴリーのレースしかり、3位まで表彰台に上がり、トロフィー貰ってシャンパンを吹っかけ合うのだが、インディ500は一位の者だけが祝福されるのである。しかも牛乳で。

 

他のスポーツに例えるならどうだろう、錦織がウィンブルドン優勝するくらいなのかな。たぶん。

 

「世界三大レース」という崇高で峻険で荘厳なレース(はちょっと言い過ぎか)で優勝するのは、世界的に名誉な事である。

 

おそらくインディカーの事も、インディ500の事も、佐藤琢磨の事も知らない人はたくさんいる。故に話題にもなりにくい。

 

だからこそ凄いことなのだ。

 

日本のスポーツの文化的にモータスポーツというのは結構マイナーな部類に入る。すなわち環境が整っているとは言い難い。まして、日本人のレーサーも日本国内からまだしも、海外で活躍するレーサーはほんの一握りである。

 

そのような中で達成された偉業、これをきっかけにして、モータスポーツの文化が発展してくれたらと思う。

 

是非、youtubeなどでラスト10周だけでも良いから、そのハラハラ感といい、ドキドキ感といい、凄さを実感してもらいたい。

 

以上、今日の朝はとても興奮気味でした。

 

さいなら